LPデザインとは?高成約率を出すランディングページの作り方

目次

LPデザインとは?

LPデザイン(ランディングページデザイン)とは、広告や検索からアクセスしたユーザーを「申し込み・購入・登録」などの行動(コンバージョン)に導くための1ページ完結型Webページのデザインです。

通常のWebデザインと異なり、LPデザインはCVR(コンバージョン率)を最大化することが最優先の目的です。見た目の美しさより「売れる・申し込まれる」設計が重要です。


LPデザインの基本構成

成約率の高いLPには共通する構成があります。

① ファーストビュー(FV)
      ↓
② 共感・問題提起
      ↓
③ 解決策の提示
      ↓
④ 実績・信頼性(社会的証明)
      ↓
⑤ 料金・サービス詳細
      ↓
⑥ よくある質問(FAQ)
      ↓
⑦ CTA(申し込みフォーム・ボタン)

ファーストビュー(FV)のデザイン

ファーストビューはLP全体で最も重要なエリアです。訪問者の70%以上がFVを見た直後に離脱するか読み進めるかを決めると言われています。

FVに必須の3要素

① ターゲットが明確なキャッチコピー

× 「最高品質のサービスをご提供します」(誰向けかわからない)
○ 「副業月収10万円を目指す会社員のためのWebスクール」(誰向けか明確)

② メインビジュアル

  • 人物写真:親近感・信頼感を高める
  • 商品写真:具体的なイメージを伝える
  • イラスト:ブランドトーンを演出

③ CTAボタン

FV内に1つ以上のCTAボタンを設置します。色・サイズ・テキストが成約率に直結します。


CTAボタンのデザイン

CTAボタンはLPで最も注意を払うべき要素です。

クリック率を上げるポイント

色の選び方

ボタン色 印象・効果
赤・オレンジ 緊急感・行動喚起。CVRが高くなりやすい
安心・GO。環境・健康系に向く
信頼感。BtoB・金融向き
明るさ・注目。子ども向け・エンタメ

原則: ページの中で最も目立つ色をCTAに使う

テキストの書き方

× 「送信する」「申し込む」(メリットが伝わらない)
○ 「無料で資料をもらう」「今すぐ30日間試す」(ベネフィット明示)

サイズ・余白

  • スマホでタップしやすいサイズ(最低44×44px)
  • ボタン周囲に十分な余白を確保
  • シャドウや矢印アイコンで「押せる」ことを示す

LPデザインの配色

3色ルール

役割 割合 用途
ベースカラー 60% 背景・余白(白・薄グレー)
メインカラー 30% ブランドカラー・見出し背景
アクセントカラー 10% CTAボタン・重要な強調

業種別カラーガイド

業種 推奨カラー
美容・エステ ピンク・ゴールド・白
健康・医療 青・緑・白
ビジネス・IT 紺・青・グレー
教育・スクール 青・オレンジ
飲食 赤・オレンジ・茶

フォント設定

読みやすさを最優先に

  • 本文フォントサイズ:PC 16px以上、スマホ 14px以上
  • 行間(line-height):1.7〜1.9(LPは長文なので広めに)
  • フォントファミリー:Noto Sans JP / ヒラギノ角ゴ / 游ゴシック

見出しと本文のコントラスト

h2 {
  font-size: 28px;   /* PCの場合 */
  font-weight: bold;
  line-height: 1.4;
}

p {
  font-size: 16px;
  line-height: 1.8;
  color: #333;
}

スマホ対応(レスポンシブ)は必須

LPへの流入の60〜80%はスマートフォンです。スマホファーストで設計しないと成約率が大幅に下がります。

スマホデザインのチェックポイント

  • [ ] CTAボタンは親指で押しやすい位置・サイズか
  • [ ] テキストは14px以上でスクロールなしに読めるか
  • [ ] 横スクロールが発生していないか
  • [ ] 画像の読み込みが遅くないか(3秒以内)
  • [ ] フォームの入力項目は最小限か

信頼性を高めるデザイン要素

実績・数字の見せ方

× 「多くのお客様に選ばれています」
○ 「導入企業3,200社 / 顧客満足度98.2% / 業界10年の実績」

社会的証明の配置

  • お客様の声:顔写真付きで3〜5件
  • ビフォーアフター:使用前後の変化を視覚的に
  • メディア掲載実績:ロゴを横並びで表示

LPのA/Bテストで改善する

LP公開後はデータを見ながら改善サイクルを回します。

テスト要素 変更例
キャッチコピー 「〜できる」→「〜で悩んでいる方へ」
CTAボタン色 赤 → オレンジ
CTAテキスト 「申し込む」→「無料で試してみる」
FV画像 商品写真 → 使用者の笑顔写真
フォーム項目 5項目 → 3項目に削減

Googleオプティマイズ(無料)やHeatmapツール(Hotjar)でユーザー行動を計測しながら改善します。


まとめ

  • LPデザインはCVR最大化が目的。美しさより「売れるかどうか」で設計する
  • ファーストビューにターゲット・ベネフィット・CTAの3点を入れる
  • CTAボタンは目立つ色・行動を促すテキスト・タップしやすいサイズ
  • スマホファーストで設計し、表示速度を3秒以内に保つ
  • 公開後はA/Bテストで継続的に改善する

LPデザインの基本を押さえたら、実際に1枚作成して効果測定してみましょう。

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この記事を書いた人

大学卒業後、Web制作会社に入社し、コーポレートサイトやECサイト、キャンペーンサイトなど幅広い案件を担当。企画・設計からデザインディレクション、進行管理、納品後の運用改善までトータルで携わる。クライアントの課題整理から戦略立案まで踏み込む提案力と、円滑なチームマネジメントに定評がある。

・Webサイト構築の企画・情報設計
・UI/UX改善提案
・制作進行管理・品質管理
・マーケティング視点での運用改善

Webサイトは“つくって終わり”ではなく、運用しながら成果を伸ばしていくものだと考えています。お客様のビジネスとユーザーの両方にとって価値のあるWebサイトを、戦略から実装まで全力でサポートいたします。

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