ランディングページとは?
ランディングページ(Landing Page)とは、訪問者が広告やSNSなどから「最初に着地(ランディング)する」Webページのことです。一般的にはLPと略して呼ばれます。
通常のWebサイトが複数ページで構成されるのに対し、LPは1ページで完結する縦長のデザインが特徴です。目的を1つに絞り込み、訪問者を「申し込み」「購入」「資料請求」などの行動へと誘導します。
ポイント: LPは「1ページ=1目的」の原則で設計されます。目的が複数あると訪問者が迷い、成約率が下がります。
ランディングページと通常ページの違い
| 比較項目 | ランディングページ | 通常のWebページ |
|---|---|---|
| ページ数 | 1ページ完結 | 複数ページ構成 |
| 目的 | 1つのCTAに集中 | 情報提供・回遊 |
| ナビゲーション | ほぼなし(離脱防止) | グローバルメニューあり |
| 離脱率 | 高め(1ページのため) | 低め |
| 主な用途 | 広告・キャンペーン | コーポレート・ブログ |
ランディングページの目的
LPが使われる主なシーンは以下の3つです。
1. リード獲得(見込み客の収集)
メールアドレスや電話番号を収集するLPです。無料ebook、セミナー申し込み、資料請求などで使われます。
2. 商品・サービスの販売
ECサイトや単品通販で使われます。商品の魅力を一気に伝え、「今すぐ購入」ボタンへ誘導します。
3. アプリ・ツールのダウンロード
スマホアプリやSaaSツールの無料トライアル登録を促すLPです。
ランディングページの基本構成
成約率の高いLPには共通した構成パターンがあります。
① ファーストビュー(FV)
スクロールせずに見える最初の画面です。3秒で興味を引くことが目標です。
- キャッチコピー(悩み・ベネフィット)
- メインビジュアル
- CTAボタン(申し込み・購入など)
② 共感・問題提起
「こんなお悩みありませんか?」と訪問者の悩みに共感します。「自分のことだ」と感じてもらうことで読み進めてもらいます。
③ サービス・商品の説明
悩みを解決できる理由と、具体的なサービス内容を説明します。箇条書きや図解でわかりやすくまとめるのがポイントです。
④ 実績・証拠(社会的証明)
- 利用者数・導入実績
- ビフォーアフター
- お客様の声・口コミ
「本当に効果があるのか?」という疑念を払拭します。
⑤ よくある質問(FAQ)
購入・申し込みの直前に生じる疑問を先回りして解消します。
⑥ CTA(申し込み・購入フォーム)
最終的な行動を促すボタンやフォームです。LP全体で複数箇所に設置し、どこからでも申し込めるようにします。
ランディングページの作り方
STEP1:目的とターゲットを決める
「誰に」「何を」「どうしてもらいたいか」を明確にします。
- ターゲット:30代女性、育児中、副業に興味
- 目的:無料相談の申し込み
- CTA:「無料相談を予約する」
STEP2:競合LPを調査する
同じキーワードで上位表示されているLPを5〜10件調査します。「どんな訴求をしているか」「どんな構成か」を把握します。
STEP3:構成(ワイヤーフレーム)を作る
テキストと図の配置を決めます。デザイン前にWordやGoogleスライドで構成を固めると効率的です。
STEP4:コピーライティング
ファーストビューのキャッチコピーが成否を分けます。「誰のための」「どんな悩みを解決する」「どんな結果が得られる」を1〜2行で伝えます。
STEP5:デザイン・コーディング
- デザイン:Figma・Canva・Photoshop
- コーディング:HTML/CSS・WordPress(SWELLなど)・ランディングページビルダー
STEP6:テスト・改善(A/Bテスト)
公開後はCTR(クリック率)、CVR(成約率)を計測し、ボタンの文言・色・位置などを改善します。
高成約率LPを作るためのポイント
ファーストビューで「誰向けか」を伝える
「Webデザインを学びたい社会人向け」と明記するだけで、離脱率が下がります。
CTAボタンは赤・オレンジ・緑など目立つ色に
背景と同系色は絶対にNGです。ページの中でボタンが最も目立つように設計しましょう。
モバイルファーストで設計する
LP流入の60〜80%はスマートフォンです。スマホでの見た目を最優先に設計します。
読み込み速度を最適化する
ページの表示速度が1秒遅くなるとCVRが7%低下すると言われています。画像の圧縮とキャッシュ設定は必須です。
まとめ
ランディングページとは、1ページ・1目的・1CTAの原則で設計された集客用Webページです。
- 通常のWebサイトと異なり、ナビゲーションをなくして離脱を防ぐ
- ファーストビュー → 共感 → 説明 → 証拠 → FAQ → CTAの構成が基本
- 公開後のA/Bテストと改善サイクルが成約率を上げる鍵
LPの構成を理解できたら、次はデザインの基本原則も学んでみましょう。

